梅雨の養生
~梅雨を元気に過ごすために~
「晩春から夏にかけて雨や曇りの日が多く現れる現象、またはその期間」が『梅雨』の定義だそうです。
近年の梅雨はシトシト☂️というより、ザーザー☔の大雨が多いので、梅雨のイメージも変わってきていますが、
・6月から7月にかけて続く長雨と高湿度の季節
・梅雨前線と呼ばれる停滞前線の影響で、曇りや雨の日が多い
・季節の変わり目としての性質もあり、晩春から盛夏にかけての雨季にあたる
・梅雨後半は、前線の活動が活発になることで大雨となる場合がある(災害のリスク)
・高温多湿により、カビや細菌が増殖しやすい(食中毒のリスク)
という時期です。
雨天や曇り空だと身体も気分もどんより重だるくなりますし、ジメジメ・ムシムシの湿気や、梅雨前線による低気圧の影響で、不調になりやすいシーズンです。
☂️梅雨の不調の原因
中医学では、梅雨の不調の原因を「湿邪(しつじゃ)」と考えます。
湿邪とは、心身に悪影響を与える過剰な湿気のことで、重濁、粘滞、下降などの性質があるので、重だるさやむくみ、気分が塞ぐ、などの症状を引き起こします。また湿邪は、五臓の「脾(ひ)」の働きを妨げるので、胃腸のトラブルが起こりやすくなります。
「脾」は、飲食物から「気・血・水」を作り、全身に供給する役割を担っているので、「脾」の働きが低下するとエネルギーや栄養が作り出せず、食欲不振、疲れやすい、風邪をひきやすい、やる気がでない、などの状態になります。さらに「気・血・水」の巡りが悪くなるので、体の中にも湿が溜まり、めまい、鼻水・痰、悪心・嘔吐、軟便・下痢、などの症状がでやすくなります。
このように、湿邪の影響で「脾」が弱ると水分代謝が悪くなり、体の中にも湿が溜まっていく、という悪循環に陥るので、湿邪による不調は治りにくく長引きやすいので注意が必要です。
☂️梅雨の養生
梅雨の養生のポイントは、「外湿」と「内湿」を除き、脾を整えて「湿」をため込まない体質へ、です。
環境の湿気に注意
・除湿器を使い、部屋の湿度をあげないように
・寝具の乾燥(布団、シーツ、パジャマ)、晴れた時には布団を干す
・汗をかいたら着替える、入浴後はすぐに髪を乾かす
水分をとりすぎない(お酒、果物も)
喉が渇いた時でも、なるべく温かいものを、ゆっくり少しずつ飲む
水を巡らせる食材を摂る
キュウリ、冬瓜、もやし、ナス、ズッキーニ、オクラ、トマト、スイカ、緑豆、
ハトムギ(茶)、黒豆(茶)、小豆(茶)、トウモロコシのひげ茶
適度に汗をかく
ウォーキング、ストレッチ、半身浴
胃腸を労わる
・食べ過ぎない(腹七~八分目)、冷やさない、
・生もの・脂もの・甘いもの・味の濃いものは少なく
・よく噛む(1口30回以上)
・空腹の時間をつくり胃腸を休ませる
🌿梅雨を元気に過ごすために
胃腸を元気にする
水分代謝を整える
余分な湿を取り除く
ことを大切に考えましょう。 このような生活を心がけることで、夏バテの予防にもつながります。
いろいろやっても不調が続く場合は、漢方薬によるケアも選択肢の一つですので、お気軽にご相談ください🌿
今から体調を整えて、これから迎える暑い夏に備えていきましょう🔆
#漢方薬のゆりかな #漢方薬 #漢方相談 #自然の力 #神奈川県伊勢原市 #小田急線伊勢原駅 #セルフメディケーション #梅雨の養生 #湿邪