漢方薬のゆりかな

暑熱順化で暑さ対策 ~夏本番に向けて、汗活をしよう~

暑熱順化で暑さ対策

~夏本番に向けて、汗活をしよう~

立夏を過ぎてから、急に気温が高くなる日が増え、「まだ体が暑さに慣れていないのに、真夏のような気温についていけない…」と感じますね。実際、暑さに体が適応できていない時期は、熱中症や体調不良のリスクが高まりやすくなります。

暑熱順化💦

  • そこで近年注目されているのが「暑熱順化(しょねつじゅんか)」という考え方です。

  • 暑熱順化とは、汗をかく機能や体温調節機能を徐々に働かせることで「体を少しずつ暑さに慣らしていく」こと。

  • 暑熱順化ができると、

  • ・皮膚の血管が拡張して、熱を発散しやすくなる

  • ・汗腺が広がり、汗が出やすくなる

  • ・ベタベタ汗がサラサラ汗に変わる

  • ので、体温上昇を防ぎ、体内の水分やミネラル分の損失も少なくなります。

  • その結果、夏本番でも熱中症のリスクが低減し、夏バテの予防にもつながります。

  • 実践方法としておすすめなのは、

  • ・軽く息がはずむ程度の運動を毎日30分程度行う

  • ・やや暑い環境でストレッチや体操を行い、じんわり汗をかく

  • ・38〜40℃くらいのぬるめのお風呂に10〜15分程度入る

  • など。個人差はありますが、数日から2週間程度で体が順応するとされています。

脾を整える☯️

  • 漢方では「脾(ひ)」を整える、つまり胃腸の働きを整えることも暑さ対策に重要だと考えます。

  • 「脾」は、飲食物から“気(エネルギー)”、“血(栄養物質)”、“水(水分)”を作り出す働きがあるので、「脾」の働きが低下すると、気・血・水が不足した状態になります。そして大量に汗をかくと、水分だけでなく、気(エネルギー)も一緒に漏れ出てしまうと考えるので、「脾」の働きが低下していると、熱中症や夏バテを起こしやすくなります。

  • そのため、暑熱順化の時期には、

  • ・冷たいものを摂り過ぎない

  • ・暴飲暴食を避ける

  • ・消化の良い食事を心がける

  • ・よく嚙んで食べる

  • ことで、「脾」の負担を軽くすることも大切です。

漢方で暑さ対策🌿

  • 漢方では、暑さ対策として、

  • ・余分な熱を冷ます

  • ・発汗バランスを整える

  • ・胃腸を元気にする

  • ・気を補う

  • といったサポートを行うことができます。大切なのは“暑さに対応できる体づくり”をしていくこと。

  • 暑熱順化は夏本番に向けて、日々の生活の中で少しずつ体を整えていく「養生」とも言えます。汗をかく力、胃腸の力、回復する力を高めていくことで、熱中症や夏バテを予防できます。

  • 漢方相談では、お一人おひとりの体質に合わせた暑さ対策をご提案します。「毎年夏になると体調を崩す」「暑さに弱くなった気がする」という方は、今から体づくりを始めましょう🌿

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