セルフメディケーションで漢方薬を活用し、軽度な不調をケア、健康を維持しましょう。
セルフメディケーションとは
セルフメディケーションは「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」。具体的にはOTC医薬品(一般用医薬品)を使用して、病院に行かず自分自身で症状を管理することです。また、健康管理の習慣が身につく、医療や薬の知識が身につく、医療機関を受診する手間と時間が省かれる、通院が減ることで国民医療費の増加を防ぐ、というメリットもあります。
セルフメディケーションにおいて、自分の体調や症状を客観的に捉えることは重要です。自分の体の声に耳を傾けて、ちょっとした体調や顔色の変化、季節ごとの体調の揺らぎなどを観察しましょう。この自己観察の習慣が、日常の中で健康を維持するための一助となるでしょう。
🌿漢方薬でセルフメディケーション
セルフメディケーションの一環として、漢方薬は特に注目されています。漢方薬は、自然由来の生薬を組み合わせた薬で、私たちに備わっている“自然治癒力”を引き出し、心と体の不調を改善する力を持っています。例えば、疲れやすさやストレスによる不調の改善、さらには美肌やアンチエイジングといった幅広い目的に利用されています。また、体質改善を通じ、免疫力の向上や自然治癒力を高める効果も期待できます。
疲れやすい、胃腸が弱い、肩こりがつらい、気分が落ち込みやすい… そうした状態は、必ずしも病気ではありません。しかし放っておくと、やがて本格的な疾患につながることもあります。そんな“未病(みびょう)”と呼ばれる状態にアプローチできるのも、漢方の得意分野です。
以下は、セルフメディケーション需要の高まりに伴い、OTC医薬品(一般用医薬品)市場で売れ筋の漢方薬です。ドラッグストアや漢方薬店でも相談しながら手に取ることができます。
*葛根湯(かっこんとう):風邪のひきはじめ、肩こり
*麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう):咳、のどの不調
*駆風解毒湯(くふうげどくとう):のどの痛み・腫れ
*加味逍遙散(かみしょうようさん):更年期症状、PMS、ストレス
*五苓散(ごれいさん):むくみ、頭痛、目まい、暑気あたり、二日酔い
*小青竜湯(しょうせいりゅうとう):鼻水、花粉症
*当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん):冷え性、疲れ
*芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう):脚のつり、こむら返り
もちろん生活習慣の改善も大切です。漢方では「養生」といい、食養生、心養生、動養生、休養生などを取り入れて、心身共に健やかに過ごしましょう🍀
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